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2008.04.09 (Wed)

実力と相対ポジション

波頭 亮さんのお話を聞いて衝撃を受けた。
僕はこのままではいけない。
努力がまったく足りていない。
どうしても効率的に何かを学ぼうとしていたが、そんなのはあり得ないことが分かった。

今日のお題目は、『就活の法則から考える“自分と仕事と会社の関係”』というものだった。
基本的には、就職活動をする学生に向けた本の話であったが、得るものが多かった。

まず、波頭さんの話の論理の透徹度合いに驚く。
竹中さんの話を聞いていても同じことを感じるが、最初から最後まで話に一貫性がある。
しかも分かりやすい。

今日の話の要諦は、就職のための必要条件と十分条件だ。

必要条件:
 ・やりたい仕事であること。
 ・自分がやれる仕事であること。
 ・仕事として成立すること。

十分条件:
 ・相対エリートのボジションを取ること。

必要条件は、普通に意識することであるが、十分条件についてはあまり意識したことがなかった。

自分がエリートになれるポジションを選べ!!ということだ。

優秀な社員ばかりが集まる会社でビリになるのではなく、自分が活躍出来るレベルの会社を選べと言う。
これは、僕は考えたことがなかった。

逆に考えるとこういうことだ。

同じ能力を持っていたら、努力する人、努力できる人が上のポジションに行ける。
世界で一番を目指すのか、日本で10番を目指すのか、自分の会社の前後3年でトップ3に入るのか。
自分が目指すポジションに応じた努力が必要になる。

但し、20代のうちには、世の中にどれだけ優れた人がいるのかが分かって来ない。
相対的なポジションが理解出来るようになる頃には、自分のポジションを選べないことになりかねないのだから、20代のうちはとにかくプライベートなど0で良いのではないか。
30歳になって、自分のポジションが見えるようになったら、自分でポジションを選んで、そのポジションを維持するだけの仕事と生活のバランスを自分で考えれば良い。

波頭さんは、会社に入ってから36歳までは、1日も休んだことがなかったということだ。
大体、週に100時間程度働いていたらしい。土日も含めて、一日16時間くらい働いていた。平均睡眠時間は4時間程度だ。しかも、かなり書き物を書き続ける状態だったというから驚きだ。

僕は完全に努力が足りていない。
最近は、こういう刺激から離れていた。
この刺激を自分の中に持ち続けるように努力しよう。


最後の質問タイムで、これから就職活動をする学生が「就職活動で勝つ人とそうでない人の決定的な差は何ですか。」という質問をした。

そ れまでに、色々な話をしたにも関わらず、このような質問が出たことに対して、波頭さんは「内心むかついた」。一般的な話は一通りしたんだから、個別のケー スに応じた話になるなら分かるが、これだけ聞いておけば間違いないというような魔法の杖を欲しがるその短絡的な思考がいけない、という。

そんなものはない。

これだけ努力を積んで来た波頭さんが言うから説得力がある。

『俺が言うことを何でもやるなら、今からどの会社でも受かるようにしてやる。
でもきっと、君はそこまで努力出来ないよ。』とまで言っていた。

『例えば、半年で新書を200冊読んで、30冊の内容を暗記してみろ。
出来るか?』
だって。
波頭さんは、そのくらいのことは平気でやって来たんだろう。


その他、Tipsがいくつかあったので、列記しておきます。

どの企業でも欲しがる傾向のある人物像としては、以下の3つが挙げられる。
 ・謙虚である。
 ・落ち着きがある。
 ・自信がみなぎっている。
これに加えて、外資系企業や、ベンチャー企業では、ややアグレッシブな人が好まれる。
 →なるほど。よくできた考察だと思う。


自ら実践して来たことは、以下の2つ。
 ・ファクトとロジックで自ら解釈する。(他人の解釈をあてにしない。)
 ・自分が正しくない可能性を全力で探る。
『AならばBである。』という仮説を立てたら、『AでもBではない。』という可能性を同じくらい、もしくはそれ以上の力をかけて追求してみる。それでも、逆が成立しなければ、初めて『AならばBである。』と言える。
客観性を育てるために、囲碁で黒と白を両方打つ訓練をしたらしい。
これを5年くらい続けたら、コミの範囲で最後まで行けるようになった。
逆の立場も同時に考えるという訓練になったと言っている。
 →これは、確かに重要だ。僕も意識しよう。


「仕事人」と「会社人」という言葉がある。
「仕事人」と言っていても、組織に所属している限り、結局は「会社人」になっていることが殆どだ。
そのレベルで「仕事人」と言っていると外部のコンサルタントや弁護士に勝てる力は付かない。
このような人は、30代前半で頭打ちになるケースが多い。
「仕事人」も良いが、それ以降は会社にどれだけ貢献したか、どれだけ成果を出したか、「会社人」の観点を持つ必要がある。
キャリア雑誌などは、大多数を相手にするため、遅れているので「仕事人」的な観点が必要だと強調するが、これから求められる人材は、「高度な知識やスキル、経験をもちつつ、会社に貢献出来る人」だ。
どちらかだけでは、勝ち抜けない。


年功序列の世の中は完全に崩れた。
大企業の経営陣もどんどん若くなっている。
10年前には、50歳程度だった経営社育成プログラムの参加者が、5年前には45歳程度になり、現在は40歳になっているという。鈍角のピラミッド構造から、鋭角のピラミッド構造に変わっている。
若くても実力のある人は、どんどん上に行き、やりがいのある仕事をして、更に実力を付ける。
歳を取っても実力のない人にはつまらない仕事しか回って来ないので、チャンスも与えられない。
『仕事はそこそこで良い』と思っている人は、仕事がつまらなくなり、更にチャンスが無くなり、最終的にはリストラに合ってしまうだろう。

 →これは企業についても言えるはずだ。実力のある会社には仕事が集まり、面白い仕事があるから人材が集まり、更に仕事が集まる。実力のない会社には、魅力的な仕事が無くなり、会社に惹き付けられる人材も減り、更に仕事が減る。これは、国際的な競争になっている。


90年問題、91年問題というのがある。
バブルの絶頂に入社した人たちが、第一線で働かないと困るのに、戦力になっていない。
これは、企業が学生に負けた結果だという。学生が欲しいばかりに甘やかしてしまった。
それまでは、企業が人を育てていた。どんなに遅くなっても、休みであっても社員教育はするというスタンスであった企業が、学生に迎合して、甘やかしてしまったことが現在の状況に影響しているという。

当時の人材は、ちょうど失われた10年とも重なって、企業が成長のプロセスになく、前向きのチャレンジに成功する機会も与えられなかったことも、要因としては大きいということだ。



こんなところかな。
とにかく刺激を受けました。
この刺激を自分の中で維持することが大切だ。
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2008.04.02 (Wed)

考える力とモチベーション

組織の中で、メンバーのモチベーションを上げることは大事だ。
しかし、モチベーションを上げることのみに注目するのは片手落ちだ。
それはあくまでも効率的な組織を作る上での一部でしかない。
モチベーションは高くても、どうして良いか分からないということも往々にしてある。

モチベーションさえ高ければ、方法はどうにでもなるという考え方もあるが、その場合でも、技術としての考える力がある方が良い。

モチベーションがないと考える力を身に付けようとも思わないが、考える力がないとせっかく発生したモチベーションを維持出来ない。
また、逆に考える力があれば、自分で問題設定をして、自らモチベーションを喚起することも出来る。

考える力とモチベーションは、どちらかだけで有用なものではなく、相互補完的に作用する。


日本人は、上司に言われたことを素直にそのままやる人が多いが、これはモチベーションの高い低いに関係がない。モチベーションが高くても、仕事の内容に疑問を持たずに進めてしまう。

大事なことは、その仕事が何を目的にしているのか、その仕事を進めることで目的は達成されるのかを常に考えることである。時には、その目的さえ懐疑的に考える必要がある。

これは、能力ではなく、仕事をする上での態度の問題なので、それを知ったその瞬間から意識することが出来るようになる。

仕事をする上で、その仕事の達成する目的を理解しないことは、ただの作業者になるということだ。
自分の付加価値を出すためには、その仕事の目的を理解して、その目的を達成するために工夫を加える必要がある。言われたことをやるだけならば、多くの人が出来るが、目的を達成するための手段は人それぞれ工夫することができ、それがその人の付加価値となる。

メンバーがそれぞれ付加価値を出さなければ、メンバーがいくら増えても、組織としての付加価値が上がらない。逆にコミュニケーションが大変になる分、組織の付加価値は下がってしまう。

このような問題意識を持って初めて考える力が必要になる。
ロジカルシンキング、問題解決法、ドキュメントの書き方、会議の効率的な開き方などは、技術として身につけておいて損はない。社員が全員これらを身に付けていれば、コミュニケーションのレベルが高くなることは間違いない。

考える力は、どんな組織にも必要である。
09:26  |  未分類  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  編集  |  Top↑
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