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2008.03.03 (Mon)

宇宙の可能性

JAXAにある宇宙教育センターの的川先生にお話を伺った。

感動した。

『宇宙には、理屈じゃない魅力がある。』


初めて宇宙教育という分野があると聞いたときに、「宇宙のことを魅力的に語るんだな」と思った。
一般的な宇宙教育の意義は、下記の二つで説明される。
(1)宇宙開発の後継者を発掘する。
(2)子供の理科嫌いを減らす。

的川さんは、これにもう一つ、しかも一番大きな意義として付け加えた。
『命の尊厳を感じてもらう。』

これは、日本の宇宙教育から発信されているメッセージで、これが加わることで宇宙教育のイメージは大きく変わる。世界的にもこれを宇宙教育の定義に入れようとする動きが加速しているということだ。

宇宙は137億年も続いている。
その事実に触れることが、人々に命の尊厳について考えてもらうきっかけになる。


宇宙に理屈じゃない魅力があることを示す実例がいくつかある。

小学校の家庭科の先生と的川先生が、宇宙教育について考えていたときに、
『宇宙服も衣服だ!!』
というアイディアを思い付いた。
それまでは、どうしても男子生徒が家庭科に興味を示さなかった。

そこで、教室に本物の宇宙服を運び込んだ。
男子生徒も女子生徒も一気に注目した。

『宇宙空間で、普通の服を着ていたらどうなるか』と質問したら、議論は白熱し、今までにない雰囲気になったという。

その後、衣服について考えたら、生徒全員が興味を持って議論に参加した。

もう一つ実例がある。

ボイジャー1号が、海王星から撮影した地球の写真がある。
真ん中に、少し明るくなっている点が地球だ。

これを見たときに、『明日からちゃんとゴミを分別しよう』と言った主婦がいたという。

カールセーガンが、これを見て語ったことは、感動的だ。

この小さな点で、これまでの全ての歴史が刻まれて、これまで生きていた人も、今生きている人も、自分の身近な人もそうでない人も、初恋の相手も、犯罪者もすべて生きて来た。

この話は、視点を変えて地球を見ただけだが、僕にはものすごく衝撃的だった。

[カールセーガンの言葉をココから引用]
.. Look again at that dot. That's here. That's home. That's us. On it everyone you love, everyone you know, everyone you ever heard of, every human being who ever was, lived out their lives. The aggregate of our joy and suffering, thousands of confident religions, ideologies, and economic doctrines, every hunter and forager, every hero and coward, every creator and destroyer of civilization, every king and peasant, every young couple in love, every mother and father, hopeful child, inventor and explorer, every teacher of morals, every corrupt politician, every "superstar," every "supreme leader," every saint and sinner in the history of our species lived there - on a mote of dust suspended in a sunbeam.

The Earth is a very small stage in a vast cosmic arena. Think of the rivers of blood spilled by all those generals and emperors, so that, in glory and triumph, they could become the momentary masters of a fraction of a dot. Think of the endless cruelties visited by the inhabitants of one corner of this pixel on the scarcely distinguishable inhabitants of some other corner, how frequent their misunderstandings, how eager they are to kill one another, how fervent their hatreds. Our posturings, our imagined self-importance, the delusion that we have some privileged position in the Universe, are challenged by this point of pale light.

Our planet is a lonely speck in the great enveloping cosmic dark. In our obscurity, in all this vastness, there is no hint that help will come from elsewhere to save us from ourselves.

The Earth is the only world known so far to harbor life. There is nowhere else, at least in the near future, to which our species could migrate. Visit, yes. Settle, not yet. Like it or not, for the moment the Earth is where we make our stand.

It has been said that astronomy is a humbling and character building experience. There is perhaps no better demonstration of the folly of human conceits than this distant image of our tiny world. To me, it underscores our responsibility to deal more kindly with one another, and to preserve and cherish the pale blue dot, the only home we've ever known.

[訳注: 原著 Pale Blue Dot: A Vision of the Human Future in Space by Carl Sagan, Random House, 1994.]


的川先生は、もちろんゴミの分別をさせようと思って、主婦にこの画像を見せた訳ではない。
地球がかけがえの無い存在であることを実感したことで、主婦は、自分で自分の課題に気付いて、自分でそれを克服しようとしたところがすごい。

もちろん宇宙が全てのことを教えてくれる訳ではないが、何かを学ぶきっかけとして、使える所が多いのではないかと感じた。

今後は、宇宙の素材がたくさんあるので、それをどのように見せて行くのかということに注力して行きたいという。それによって、命の尊厳を感じてもらい、世の中が明るくなるようなきっかけ作りをしたいということだった。

僕も、宇宙の素材は圧倒的な存在感があってすごいと思う。
僕の中での宇宙の存在(?僕も宇宙の中にいるのに?)が大きくなった。
今後は、宇宙に注目だ!!
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